~ 戦闘を逃れるイラク国民へ、緊急支援を行っています ~
JENが、イラクで活動を初めて11年目を迎えた2014年秋、北部ドホーク(クルド人自治区)に2か所めとなる現地事務所を開設しました。これは、イラク復興支援ではなく、「武装勢力から逃れる人びとを対象にした”緊急支援”のため」の新たな拠点です。このころ、第二の都市モスルが武装勢力に制圧され、300万人のイラク国民が「国内の安全な場所を探して」、さまよう事態となっていました。
JENの北部クルド人自治区での活動は、シンジャール山に避難した少数派ヤジディ教徒への緊急支援、ドホーク周辺に開設された避難民キャンプで衛生環境の整備を中心にした緊急支援でした。
2016年10月以降、イラク政府によるモスル解放作戦がスタートしました。これにより、国内には更に多く避難民、また解放された街に戻る人たち(帰還民)が発生しました。
2017年6月時点で、JENは以下4つの分野において、緊急支援活動を行っています。
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① シンジャール山に逃れる少数派のヤジディ教徒へ(支援速報は、こちら)
② ドホーク県(クルド人自治区)の国内避難民キャンプへ避難している人へ(支援速報は、こちら)
③ モスル(広域)へ戻ってきた人へ(支援速報は、こちら)
④ モスルから避難している人をサラハディーンで、(支援速報は、こちら)
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更に詳しくは、毎週更新中の支援速報をご覧ください。(こちらから)
このほかに、2003年以降、首都バグダッドやその周辺地域で、教育環境の整備を行っています。
JENのイラクでの活動について、事業概要はこちらから。
JENは、これまでも、これからも、イラクの人びとに寄り添います。