【JENシリア難民支援・緊急報告会】
「難民ってなに?(その2)」
-続・難民キャンプのくらしと支援-
「今世紀最悪」と呼ばれるまでに長期化した中東の国・シリアの紛争を逃れるために、隣国ヨルダンに逃れてきたシリア難民の数は50万人を超えました。それにともない、JENが活動を続けるヨルダン最大の難民キャンプ「ザータリ難民キャンプ」では、当初の最大受け入れキャパシティを超える13万人を擁するまでに拡大しました。これはヨルダン第5の都市の人口に匹敵します。
昨年9月の緊急支援のスタート以来、今回で2回目の開催となる報告会では、難民キャンプで暮らし始めることとその支援に焦点をあてた前回(今年1月)の「続編」として、その後6ヶ月の変化を中心に、拡大を続ける難民キャンプの最新情報をお伝えいたします。
日本の国際NGOであるJENの活動と視点を通じ、難民キャンプの「今」とそこで生活する人びとの暮らしとを知っていただくことで、中東で起こる人道危機を身近に感じていただけるよう、ヨルダンから一時帰国するスタッフ(プログラムオフィサー 佐々木弘志)が報告いたします。
■日時: 8月7日(水) 19:00~20:30 (受付:18:30~)
■会場: JICA地球ひろば (市ヶ谷)新宿区市谷本村町10-5)
■アクセス:JR「市ヶ谷」徒歩10分、都営新宿線A1番/4番出口徒歩10分 、東京メトロ有楽町線・南北線6番出口徒歩8分
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
■定員: 50名
■参加費:500円(当日回収いたします)
■お申込方法:TelまたはE-mailで氏名とご連絡先(Tel、E-mail)をお知らせください。(JEN東京本部Tel: 03-5225-9352)
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《 佐々木弘志プロフィール》 ジャカルタ生まれ、東京育ち。27歳。日本の大学院卒業後、民間企業への勤務を経てジェンに就職。2012年9月よりヨルダンへ駐在。本緊急支援の立ち上げ時より、国際機関との調整や支援実務に携わる。現在、ザータリ難民キャンプ内事業の担当者として、キャンプ内で行う支援のプログラムを行う。
《 JENのシリア難民支援について 》 2012年9月、ヨルダン北部の「ザータリ難民キャンプ」にて緊急支援を開始。国連UNHCRとの協働により、1月3日、ザータリ難民キャンプ内で20万着の冬物衣類の配布をスタート。1月9日には、急増する難民への対応として、シリア国境における緊急衣類配布を開始しました。その後、UNICEFとの協働により、キャンプ内の住民組織(水衛生委員会)の立ち上げと運営をサポートし、現在、キャンプ内の12の行政区のうち2つの行政区で支援を統括する責任者として活動しています。また、キャンプ外の難民受け入れ地域(ホスト・コミュニティ)では、JPFとともにシリア難民を受け入れるヨルダンの公立学校のサポートを通じて、シリア難民の生活をサポートしています。
https://www.jen-npo.org/jp/project/project_jordan.php
◆本件に関するお問い合わせ
JEN東京本部事務局 tel: 03-5225-9352