4月13日、14日の2日間にわたって、牡鹿半島の東浜で、第2回「浜へ行こう!」が、浜へ行こう!運営実行委員会主催、JEN協力のもと開催されました。
これは、浜のみなさんの発案により生まれたもので、年間を通して浜の春夏秋冬を紹介する体験型の復興支援です。
今回、参加者の最年少は4歳(!)の女の子です。
【お世話になる狐崎漁村センターです。2日間よろしくお願いします】
初日は、牧浜で刺網漁を体験しました。
地元の2人の漁師さんと一緒に、海底に仕掛けた網を引き上げに向かいます。
【はたしてシャコエビは入っているのか…】
網は長さ75メートル。「すごい!重い!」と叫びながら、一生懸命引き上げます。
そのとき!
念願のシャコエビがあがり、みなさんから歓声が!
【こんなにとれました!】
まだ気温が低く、シャコエビは1匹だけでしたが、ほかにもカレイやカニ、ドンコなどが次々にあがり、初めての刺し網体験を楽しみました。
このあと、夕飯にするため、とれた魚をさばくことも挑戦。
漁師さんや地元のお母さんに教えていただきながら悪戦苦闘しましたが、みんなでカレイのお刺身とドンコのなめろうなどをつくりました。
浜のお母さんたちからは、おいしい地元料理を提供していただきました。
自分でとった魚を自分でさばいて食べるのは格別ですね!
【乾杯!交流会は大盛り上がりでした】
「浜へ行こう!」2日目は、鹿立浜でワカメの収穫体験です。
みなさん、初めて目にするワカメのいかだに「きゃー!すごい!」と大興奮!
【ワカメのもともとの姿です。迫力!】
実は上についているバネのようなものが、刻んでパックで売られているメカブです。
見たことのない形にみなさん驚きながらも、刈取りを体験しました。
【みなさん刈取りに夢中です。】
とったばかりの新鮮なワカメで、青空のもと、ワカメしゃぶしゃぶランチです。
【茶色のメカブをお湯につけると…】
【きれいな緑色になりました】
このほかにも、たたいたメカブを使ったねばねばメカブごはんやお味噌汁などをいただき、ワカメランチを満喫しました。
楽しい2日間を終えて、みなさんから
「また来たい!」「帰ったら、東浜や石巻の事を伝えたい」
「ワカメや牡蠣を食べる時に漁師さんの事を思い出したい」と言っていただくことができました。
天候にも恵まれ、参加したみなさんと浜のみなさんが楽しそうに交流しているのを見て、浜の新しい試みである「浜へ行こう!」をより充実したものにするため、JENとしてもサポートしていきたい、という思いを新たにしました。
次回もお楽しみに!
【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】