東北支援速報

東日本大震災から2年目を迎える被災地石巻の今 Part1 牡鹿半島の鮎川浜(公共建築物の解体)

2013.03.05

現在、被災した公共建築物の解体が各地で進んでいます

【牡鹿半島鮎川浜 牡鹿公民館】

鮎川浜の牡鹿公民館。

二階は被災を免れたことから、長く物資配布の拠点、ボランティア活動の拠点、泥出し道具の保管、地域のお茶のみの場、展示の会場など利活用されていましたが、現在は解体工事が進んでいます。

JENも、大型車輌での通行が可能になった2011年初夏より、牡鹿半島33の浜へ、ボランティアの派遣を中心に支援活動を行ってきました。ここ鮎川地区では、ボランティア派遣の他、同11月には、地元の方が日常の買い物ができるよう、16の商店からなる仮設商店街「おしかのれん街」を設置しました。被災をした多くの地域で仮設商店街がオープンする中、ここの特徴は、なんといっても地元の人による地元の人のため(と、お手伝いにやってくるボランティアのため!)の商店街。今日に至るまで、人びとが集い、にぎわう商店街として復興のシンボルになっています。

鮎川地区は高台への移転が計画されていますが、実際に土地を造成し、移転が始まるまではまだまだ長い時間がかかる見通しです。

JENでは、3月8日(金)、東北復興支援、活動報告会を開催します。

お申し込みは、こちら

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

ご寄付は、こちらから受け付けております】