JENでは、昨年より石巻の各浜においてさまざまな漁業支援活動を行っています。
今回は、JF石巻地区支所管内の石巻10浜での取り組みのご紹介、第2弾です。
石巻10浜へのこれまでの支援についてはこちらをご覧ください。
浜への“番屋”設置第一号が、先日、桃浦にて行われました。
【設置前に、安全祈願】
さて、“番屋”とは、休憩や作業をする場所や小屋、という意味の漁師ことばです。
写真のとおり、桃浦は港湾施設、住居のほとんどが津波によって壊滅的な被害を受けました。
現在、桃浦では16軒の漁師さんが漁業再開へ向けて働いています。その全員が浜から離れた仮設住宅や民間借り上げ住宅で生活を送っています。中には、80㎞離れた仙台市内から通っている方もいます。
これから本格的な夏がやってきますが、通いで仕事をしている漁師さんたちには、お昼休憩をする場所さえありませんでした。
番屋は港の正面に建てられました。そこは、かつて漁協の建物があった場所です。
「これで夏の間も落ち着いて仕事ができるよ。ありがとう!」
【「ありがとう」 固い握手を交わしました。】
皆さんの笑顔を胸に、JENはこれからも継続的な自立支援活動を行っていきます。各浜への番屋の設置は桃浦を皮切りに、共同利用を含め5か所で予定されています。
その様子は、順次支援速報でお伝えしていく予定です。
【桃浦の皆さんと、記念撮影】
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