1月8日(日)、ハーバード経営大学院(HBS)の学生さんたち12名は石巻視察二日目を迎えました。この日、立正佼成会の皆さんや個人ボランティアの方たちと合流し、総勢45名でボランティア作業を行いました。
作業内容は、渡波地区の畑にある梅の木とビニールハウスの撤去です。ここの土地は畑として再利用することも可能ですが、依頼主が更地として再生させたいと考えていることから、JENにボランティア作業を依頼くださいました。
この付近は、保育所はあるものの、待機児童の問題を抱えています。この畑を更地にすることで、幼稚園や保育所を拡充するなど今後行政や各団体のニーズにも応えられる可能性が考えられます。
作業は、近くにあるJENのボランティア宿泊所(渡波宿泊所)からスコップやツルハシなどを持参して行いました。まず、ビニールハウスの骨組みを解体します。梅の木切り作業は、まず枝を折る作業から始めましたが、木が枯れていないので枝を折るだけでも骨の折れる作業でした。さらに、木の根は広範囲に穴を掘りながらの大仕事でしたが、ボランティアの皆さんの力を結集したおかげで、午前中のうちに無事終了しました。生まれ変わった土地が今後有効活用できることができればとJENスタッフは願います。
さて、午後は牡鹿半島の先端にある鮎川の現場へ向けて移動しました。現場は、昨年11月中旬にオープンした仮設商店街「おしかのれん街」の近くにある道路沿いです。作業は、まず草むしりから始まり、その後小さい瓦礫やごみの撤去・分別を行いました。2時間ほどの作業で、大きな山が二つも出来ました。なかにはタイヤや冷蔵庫のような大きなものから、板から釘の飛び出たものまであり、注意を要する作業でした。
【つぎつぎと運び出されるゴミ】
清掃されたこの土地の周辺にも、少ないながらも民家があり、おしかのれん街があります。清掃された土地は、住んでいる方々や近くの商店街に集う方々の明るい希望の一歩となるとJEN は信じ、これからもボランティア活動を行ってまいります。
【ボランティアの皆さんの作業の結晶】
JENでは引き続き、ボランティアでご協力してくださる方を募集しています。
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ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
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