東北支援速報

岩手初の「こども食堂」オープン

2016.02.18

震災から間もなく5年。
未だ震災は地域に爪痕を残していますが、被災地では様々な取り組みが行われており、JENは現在被災地で活動する4団体とパートナーシップを組んで、復興から取り残されがちな方々に対する先進的な取り組みを資金面・技術面で支援しています。

岩手県でJENは、地元のひとり親支援の専門NPO「インクルいわて」をパートナーとして、盛岡市の「こども食堂」を2016年1月のオープンから支援しています。

日本のひとり親の8割以上が働いているにもかかわらず半数以上は貧困状態にあり、またひとり親のお母さん、お父さんは時間に追われて地域から孤立しがちです。盛岡には、震災後に沿岸部から転居し、そこで生活を築きつつあるひとり親家庭の方々もいらっしゃいます。

インクルいわてのこども食堂は、ひとり親とそのこどもたちが孤立しがちな現状を変えるために、食事の提供にとどまらず親への情報提供や相談対応、こどもたちへの学習支援に加え、自治体との連携、地域の個人や企業に食材をはじめとした様々な支援の受付を行っています。

今後被災した沿岸部にもこども食堂を展開していく予定です。

「岩手日報」でも大きく取り上げられました。

【栄養士のスタッフがバランスを考えて献立をつくります。食材の多くが地元の農家やNPOから寄付されました】
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【日中はデイケアとしても利用されている私設図書館が無償でこども食堂の場所を提供してくれています。栄養士の大久保さん(右)、相談員の栃沢さん(左)がボランティアの手を借りながら食事を用意しました】
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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

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