7月31日・8月1日の2日間にわたり、第92回石巻川開き祭りが開催されました。
この川開き祭りは、江戸時代に北上川河口部の改修をし、石巻発展の礎を築いた「川村孫兵衛」の偉業を讃えるとともに、海難事故や水難事故によって亡くなった方々を供養するために行われてきたお祭りです。
石巻市は、これまでチリ地震津波や宮城県沖地震、東日本大震災などに幾度も被災してきましたが、これらの災害に遭っても祭りを中止することはなく、人々のこころの支えとなってきました。
祭の初日は川村孫兵衛報恩供養祭から始まり、東日本大震災供養祭が行なわれ、震災犠牲者の鎮魂と復興を祈念し、約5000個の灯籠が流され花火が打ち上げられました。
2日目には陸上パレードや縄張神社奉納大縄引き、孫兵衛船競漕等のイベントが次々と行われ、祭の締めくくりに6000発の花火が打ち上げられました。
この2日間で県内外から石巻を訪れた方は22万6500人に上り、毎年来場者の数を増やしています。
東日本大震災から4年5ヶ月、石巻市民の人々は被災地の現状をより多くの方々に見ていただき、震災の教訓を忘れないでほしい、と願っています。
JENは、被災された人々の思いと明るく懸命に生きる姿を応援して行きます。
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