宮城県をはじめ東北地方各地では、10月~11月にかけて、河川敷などの屋外で“芋煮”を行う風習があります。 地方によって使う調味料や食材が異なりますが、里芋を使った屋外で鍋をすることを“芋煮”と呼びます。友人同士や職場のグループなどの行事として行われることが多く、東北地方では春のお花見に匹敵する、秋の風物詩です。
【この日は、仮設住宅糠塚(ぬかづか)団地でも芋煮会が行われました】
10月27日、仮設住宅糠塚団地で、自治会の主催による芋煮会が行われました。 この日は、団地の住民の他にも、ご近所の方達や、近隣の仮設住宅団地からも参加者が集まり、いっしょに芋煮会を楽しみながら交流を深めていました。
こちらの団地に入居しているのは、かつて石巻市沿岸の住宅地帯に暮らしていた方々が多いのですが、仮設団地はそこから10kmほど離れた内陸にあります。
当初は、仮設の住民と周辺の住民との交流などもなく、ともすれば仮設住宅団地は周辺から孤立しかねない状況でした。そのような状況の中で、仮設住宅住民による自治会が中心となり、交流のきっかけとなるイベントを開くなど、地道な活動を続けてきました。最近では少しずつ、仮設の住民と近隣住民の間のご近所づきあいも生まれ、あたらしい支え合いの関係が出来つつあるそうです。
【ご近所の方が、庭で取れた柿をフォークリフトで運んできてくださいました】
芋煮会のような小さな交流のつみ重ねが、人と人とのつながり、支え合いの関係をつくっていきます。JENでは仮設住宅自治会など、地域コミュニティづくりの核となる活動への支援を通して、コミュニティ全体の自立、支え合いの関係づくりの支援を行っています。
◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
7月5日から放送を開始しました、“復興支援ラジオ”「好きだっちゃ❤石巻by JEN」の放送ですが、10月25日をもって、いったん終了となりました。
約4か月間の事業でしたが、たくさんの方々に楽しんでいただき、無事に終了することが出来ました。ありがとうございました!
「復興通信」のコーナーには、全17回の放送で、計21名のゲストにご出演いただきました。 これまでJENが活動を行ってきた石巻市内のさまざまな事業地から、“この人のお話を、もっと多くの人に聞いて元気になってほしい!”と感じた方々に登場していただきました。
最終回には、石巻市民として東日本大震災を経験しながらも、2011年4月の発災直後からJENのメンバーとして活動を続けてきた小暮広行と山中裕輝の2人が出演し、これまでの放送やそれぞれの体験を振り返りながら、ふるさとの復興への思いを語りました。
放送中には、リスナーの皆さんから、「同じ石巻市内でも、違う地域のことは良く知らないので、参考になります。毎週楽しみにしています。」「被災地外にいながら、石巻の人の考えを聴くことが出来て、東北の現状を少しでも知ることが出来ました。」など、番組に対するメッセージもいただきました。
そこで、これまでの放送のゲストとの会話である「復興通信」の音源をYoutubeに公開しました。下記リンクから、ぜひお聴きください!
【第1回(7月5日放送)】須田えみさん(佐須浜・食堂“浜友”運営)
【第2回(7月12日放送)】石森政成さん(仮設商店街牡鹿のれん街)
【第3回(7月19日放送)】平塚淳子さん(鹿立浜・女性漁業士)
【第4回(7月26日放送)】本間英一さん(門脇町まねきコミュニティ代表)
【第5回(8月2日放送)】今泉良正さん(宮城県キンボールスポーツ連盟会長)
【第7回(8月16日放送)】阿部貞男さん・和子さん夫妻(上釜地区中屋敷住民)
【第8回(8月23日放送)】斉藤ヒロ子さん(石巻市鹿妻地区・“ばっぱコーポレーション”代表)
【第9回(8月30日放送)】阿部美子さん・阿部真衣さん(東浜地区・主婦)
【第10回(9月6日放送)】相澤榮二さん(月浦区長)
【第11回(9月13日放送)】赤坂智子さん(仮設南境第7団地住宅・“仮設工房AMIS”代表)
【第12回(9月20日放送)】渥美貴幸さん(谷川浜・ホヤ漁師)
【第13回(9月27日放送)】石森裕治さん(鹿立浜・カキ漁師)
【第 14回(10月4日放送)】細川泰宏さん(佐須浜・カキ漁師)
【第15回(10月11日放送)】遠藤一彦さん(南三陸町・南三陸漁業生産組合代表)
【第16回(10月18日放送)】江刺みゆきさん(荻浜区長・宮城県漁協女性部副会長)
【第17回(10月25日放送)】小暮広行・山中裕輝(JEN石巻事務所スタッフ)
番組はいったん終了となりますが、JEN東北事業部はこれからも活動を続けてまいります。放送を聞いて頂いた石巻地域、全国の皆さま、ほんとうにありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願いいたします。
*******************************************************************************
◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。
9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座:00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
10月20日、JENは石巻市生涯学習課とともに、石巻市内に暮らす子どもたちの漁業体験企画である「ふるさと子どもカレッジin谷川浜」を実施しました。 子どもたちの安全管理、体験のお手伝いとして、「ユニクロ復興応援プロジェクト」社員ボランティアのみなさんにご協力頂きました。
当日は、谷川浜の養殖部会の漁師さんたちと一緒に、釣り体験、ホヤ養殖の仕かけづくり体験、ホタテの掃除体験などを行いました。
【ホタテの殻にはフジツボやムール貝がびっしり!包丁でこそげ落とします】
そして子どもたちに一番人気だったのが、釣り!
【“震災前はよく釣りに行っていたけど、久しぶりに釣りをした”という子も】
震災後、避難や心理的抵抗から、子どもたちが海にふれあう機会が減少しています。 今回の企画は、石巻の将来を担う子ども達に地元の良さを知ってもらい、体験することにより石巻をもっと好きになってもらうことを目的に実施しています。
最近では子どもの少なくなった浜に久しぶりに子どもたちの歓声があふれたことで、受け入れを行った谷川浜の漁師さんたちも、とっても楽しそうな様子でした。
*******************************************************************************
◆ラジオ「好きだっちゃ❤石巻」毎週金曜12:30~(再放送日曜10:30~)ON AIR!
復興に向けて歩む石巻の人々を紹介しています!ラジオ石巻、そしてサイマルラジオで世界中どこからでもきくことが出来ます。ぜひお聴きください!感想もお待ちしています。
10月25日、最終回です!
◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座:00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、 ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
10月13日、渡波公民館で行われた「渡波復興芸能祭」で、JENのダンス教室の子どもたちによる発表会がありました。
【会場となった渡波公民館には、たくさんの地域の方が集まりました。】
JENでは、東京のダンススタジオ「R2CREATIVE」の野村涼子先生、図師みなみ先生のご協力のもと、2012年10月から、石巻市全域の子どもたちを対象に、運動不足解消とストレス発散、交流の場と学びの場を目的としたダンス教室を月に一回のペースで続けてきました。(ダンス教室の様子はこちら)
今日は、その一年間の成果の発表会です!
【息の合ったダンスを見せる子どもたち(動画でお伝え出来ないのがとっても残念です!)】
観客席からは、子どもたちのかわいらしいダンスに温かい拍手が起き、中学生による大人顔負けの息の合ったダンスには、感嘆の声が上がりました。子どもたちの元気をもらって、会場中が笑顔で満たされました。 JENスタッフも、その成長ぶりを見て、思わずうるっとしてしまいました。
【楽しそうに見守る地域の方々】
この一年を振り返って、親御さんや子どもたちからは、“ダンスを通じて友達、仲間が出来たことがとてもよかった”という感想が多く聞かれました。 ダンスを通じて、かけがえのない仲間を得、交流が広がり学びの場となることが出来ました。
今回の発表会は一つの区切りとなりましたが、ダンス教室はこれからも継続していきます。 変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
◆ラジオ「好きだっちゃ❤石巻」毎週金曜12:30~(再放送日曜10:30~)ON AIR!
復興に向けて歩む石巻の人々を紹介しています!ラジオ石巻、そしてサイマルラジオで世界中どこからでも聴くことが出来ます。ぜひお聴きください!感想もお待ちしています。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座:00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
JENの活動する石巻市では、宮城県と合同で、2020年度を完成目標として、“震災復興祈念公園”が整備されることが決定しています。(宮城県HPより)
中核となる施設(追悼の広場など)については、市・県から、国による整備が実現されるよう引き続き要望を続けていくことになっています。一方で、市の呼びかけで始まった市民有志によるワークショップや勉強会など、市民主体による取り組みも始まっています。
【震災復興祈念公園の予定地とされている南浜地区(日和山から撮影)】
10月6日、南浜地区の北側に位置する門脇町の西光寺敷地内で、“祈りの森”づくりのために月桂樹100本、イヌツゲ625本の植樹が行われました。
【多くの市民、ボランティアが参加しました。】
この取組みは、地元石巻のNPO法人『いしのまき環境ネット』が中心となり、行政や有識者の後押しも受けながら行われています。今後、市民運動として広がりが期待されています。
現在の計画では、震災復興祈念公園は2020年までに完成する予定です。2020年は、東京オリンピックの開催とともに日本が世界中から注目を集める年となります。今回の植樹に参加した市民の多くは、そのときまでに、支援を受けた世界中の方々に復興した地域の姿を見せたい、という強い思いを持っています。
花々が咲き、木々が生長するように復興が進んでいくことを願いながら、JENは活動を続けていきます。
◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
◆ラジオ「好きだっちゃ❤石巻」毎週金曜12:30~(再放送日曜10:30~)ON AIR! 復興に向けて歩む石巻の人々を紹介しています!ラジオ石巻、そしてサイマルラジオで世界中どこからでもきくことが出来ます。ぜひお聴きください!感想もお待ちしています。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、 ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。