もうすぐ昨年の台風19号から1年になりますが、10月8日に、丸森たんぽぽこども園が台風19号を振り返る学習会を開き、今後の防災や事業継続体制の改善について、職員の方々が活発に協議されました。ジェンは昨年より丸森町の復興のお手伝いをさせて頂いていますが、今日は同学習会の進行をさせて頂き、たんぽぽこども園の先生方の真剣な姿勢と教訓から多くを学びました。
たんぽぽこども園は床上浸水となり、復旧工事は今年の6月半ばに完了したばかりです。先生方は、災害直後から園の片づけ、保育の再開に全力を尽くしておいでで、今日の振返りでは、たくさんの重要な点が確認され、今後、より良い防災がたんぽぽこども園で実施されると強く感じることができました。こども園の皆様、素晴らしい教訓を共有くださって、ありがとうございました。
令和元年台風19号から1年が経ち、丸森町では10月12日に追悼式が行われました。改めて、台風19号で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
昨年の災害時には、山間地で道路が破壊されましたが、筆甫地区では住民の方々が結束し補修した道路もあったと伺いました。このように地域の結束が強い筆甫地区で、10月11日に、筆甫婦人防火クラブ・交通安全母の会筆甫支部の学習会が開かれ、ジェンのスタッフは同会の進行を務めました。
15名の参加者からは、本学習会を経て改めて、災害時の行動を見直せてよかったとの声をいただきました。参加者の皆様、そして、本学習会の実施でのご協力をくださった筆甫まちづくりセンターの皆様に心より御礼申し上げます。
ジェンは昨年10月半ばより丸森町の復興の一助となれるよう努めてまいりました。微力ですが、引き続き協力させていただきたいと願っております。よろしくお願い申し上げます。
令和元年台風19号からもうすぐ1年になります。改めて、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
ジェンは昨年の台風後、丸森町の防災に貢献するべく、住民の皆さんと防災の学習会を実施してきました。7月には、フィリピン人研修生向けに英語の防災研修を行い、外国出身の研修生の中には、災害・避難情報を理解できず、災害時は、とても不安だった方がいらした事が確認できました。
言葉の壁のみでなく、出身地によっては、地震などの被災経験がないことから、いざという時の対応が全く分からない不安があるので、災害全般の情報を母国語で欲しいという声がありました。
その為、ジェンは丸森町役場消防防災班、丸森町商工会、東北大学留学生有志のご協力を賜り、外国語(英語、インドネシア語、ベトナム語)の防災パンフレットを作成しました。丸森町には外国人研修生が多いので、同パンフを活用して、災害に備えていただけることを強く願っています。同パンフは添付の写真をご活用いただくか、PDF版をご連絡いただければご送付します。よろしくお願い致します。
9月30日にジェンから丸森町への段ボールベット161点等の贈呈式が丸森町役場で開かれました。贈呈式には、丸森町の保科郷雄町長、佐々木秀之副町長、丸森町役場総務課・保健福祉課職員の皆様とジェンの共同代表理事の川北秀人が参加しました。
贈呈式では役場の消防防災班と保健福祉課より、防災と新型コロナ感染症対策の説明も頂き、昨年の災害の教訓をもとに多くの改善があったことが分かりました。
例えば、避難準備情報を地区毎に発令する、要支援者の方の情報を以前よりも早めに開示するなど、町民の皆さんの安全により配慮した対策がとられており、コロナ感染防止については、備品を確保し、専門家の助言等も活用し、避難所運営での感染防止策も準備されているとのことでした。
ジェンは令和元年台風19号の後、微力ではありますが、丸森町の災害後の復興に貢献する為、お手伝いさせて頂いております。今後も丸森町の災害に対するレジリエンスの向上に役立てるよう努めたいと考えております。引き続きよろしくお願い致します。
令和2年9月13日に、婦人防火クラブ大張支部・大張各種婦人会の主催、大張自治運営協議会・大張地区自主防災会連絡協議会の後援で「家庭で出来る防災対応とコロナ禍での避難準備研修会」が実施されました。ジェンのスタッフは講師として参加し、コロナに配慮した避難準備についてお話ししました。32名の参加者の方からは、家族で避難計画を作る、避難グッズを見直す、今後の行動案をコメントいただきました。そして、大張地区の駐在の方からは、短時間の大雨への注意についてもご助言いただきました。
これまで、ジェンの学習会には、440名の丸森町の皆さんが参加くださいましたが、学習会の知識を実生活で活用してくださっていることが参加者アンケートから、よく分かりました。
大張地区の皆様9月13日は、貴重な機会をくださり、誠にありがとうございました。引き続きよろしくお願い申し上げます。