モノづくりをする女性を応援するイベント「石巻の手づくり市&体験会 ~ハンドメイドを仕事にする。~」の第6回目が、12月13日にJAいしのまき本店(中里農協会館)にて開催されました。
(第5回は7月12日に開催されました。第5回の詳細はこちら)
この日は天候にも恵まれ、また回を重ねるごとに手づくり好きのリピーターも増え、終了時間間際まで来場者が途切れない賑わいぶりでした。
【イベントテーマは「クリスマス&お正月」♪】
2014年のジェンのモノづくり支援プロジェクトは、モノづくりを通じた女性のエンパワメントと、ネットワークづくりによって自分たちで継続的に活動を行っていける仕組みを構築すること、を目指した活動です。
2011年に仮設住宅や被災した地域の集会場で行った手芸教室が活動の始まりとなり、更なるレベルアップを望んだ皆さんが「作る」から「売る」へ、「趣味」から「仕事」への壁を乗り越えてきました。
毎月行われる出店者会議は、イベント運営の話し合いだけでなく、講師を招いて商品知識・販売スキルに関する勉強会を行ったり、販路の情報共有をする場となっています。
11月15~16日にはイオンモール石巻の「太陽の広場」で販売会を開催しました。
出店者の代表により組織された「手づくり市実行委員会」が中心となり、「皆で皆の作品を販売する」という従来とは異なったやり方を取り入れることにより、一層出店者間の連携が強化されました。会場設営や商品検品、会計作業も出店者が協力して行いました。イオンモールでの販売で幅広い来場者に接することや他人の作品を販売することは、皆にとって大きな学びの場となったようです。
【JAいしのまきでの手づくり市を知らないお客様にも大きな宣伝効果が!】
来年からはいよいよ出店者が主体となりイベントを開催していく予定です。これまでの活動で得たことを存分に発揮し活躍されることを楽しみにしています。
【12/13イベント終了後に記念撮影♪これからもがんばってください!!】
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○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
JEN東京本部 (03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
【JEN設立20周年記念の取り組みについてはこちら】
石巻では、津波が浸水した沿岸部では流されたまま復旧していない地域の公園が多く、また、野球場・スポーツグラウンドなどの広い運動場に仮設住宅が設置されたことにより、子どもの遊び場が減りました。
JENが今年石巻市内で行った小中学校のアンケートと保護者へのヒアリングでは、「震災によって子どもの遊び場がなくなった」という意見が多数挙がりました。そこで津波による被害があった沿岸部にある約70ヶ所の小規模公園を調査し、地域のニーズ、現在・今後想定される利用者数、周辺の遊び場との関係などを考慮して、石巻市上釜地区の2ヶ所で開発公園の整備を行っています。
●工事の様子●
上釜地区では震災後、町内に住む子どもたちの為の活動を行う「子ども会」が機能していない状態であり、町内会では来春から「子ども会」を復活させたいという意向がありました。そこで町内会と住民の方々と共に公園整備を行うことを通じて、「子ども会」を再開することを目指しサポートをしています。
地域では「子どものための遊び場が欲しい!」という思いから、住民の皆さんが公園整備に向けての話し合いを何度も行い、様々なアイディアを出し合いました。また、基礎工事前には子どもたちや多くの住民の方が草刈りを行いました。
●会議の様子●
●草刈の様子●
●ラジオ体操●
8月の夏休み中には、震災以降中止していたラジオ体操が整備前の公園で行われ、毎日地域の親子約70名が参加しました。
このような公園整備に向けた活動を通して、町内会と「子ども会」が少しずつ機能を取り戻しています。
公園2ヶ所の完成は12月7日を予定しています。当日は、まず公園整備の仕上げとして皆さんがペンキ塗りやベンチの組み立て、植栽をし、その後完成式が開催されます。完成式では公園のルールやマナーについての講習、昼食会を行う予定です。
JENはこれからも子どもたちが暮らしやすいまちづくりに取り組んでまいります。
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11月1日(土)・2日(日)の両日に渡り宮城県石巻市の牡鹿半島で、去年に続き第2回目となる「浜こん2014 in 牡鹿半島」が開催されました。
「浜こん」は、牡鹿半島の人口流出、少子高齢化や漁業の後継者不足等の課題解決に向け住民側の要望と協力の下で企画されました。独身の男女が新たな出会いを見つけるための牡鹿半島を舞台としたイベントです。
今年の参加者は、牡鹿半島に住む男性9人と全国から募集した女性8人。参加した男性陣は事前のセミナーを経て、一致団結してイベントを盛り上げました。牡鹿半島の様々な場所を訪れ、住民のみなさんの協力で牡鹿半島の魅力を充分に伝えることができました。
1日目は牡鹿半島小渕浜の割烹民宿めぐろを会場に、自己紹介とゲームを通じてのコミュニケーション。夕食は地元で獲れた新鮮な魚介類を楽しんで頂きました。その後の交流会では参加者はすっかり打ち解けてあちらこちらで話がはずみ笑顔が見られていました。
2日目、女性参加者は谷川浜を訪問し、地元で採れた新鮮なホヤ・ホタテのバーベキューを楽しみながら、浜へ嫁いだお母さん方から浜の暮らしなどの話を聞きました。その後、「サン・ファン館」へ移動。穏やかな天気の中、交流を深めるゲームや昼食を取りながらのフリータイム、最終アプローチタイムを経ていよいよ告白タイム。カードに意中の人を記入しカップル発表!
5組のカップルが誕生しました。おめでとうございます!
【自己紹介タイム】
【幸せの鐘を鳴らす2人】
30代女性のコメント
「参加するまでは自分と合う人はいるのか不安でしたが、2日間という時間の中で相手の方をよく知ることができました。会話だけでなく参加型のいろいろなゲームもあり楽しみながら過ごせました。この度はありがとうございました。」
【どんな家庭を築きたいですか?】
誕生したカップルは、これがゴールではなく、これからがスタートです。JENはこれからも見守りながら、浜に笑顔の輪がさらに広がる様に活動していきます。
主催:JEN、株式会社ツヴァイ
協力:ヤフー株式会社
後援:石巻市、石巻市牡鹿総合支所、石巻観光協会、宮城県漁業協同組合
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石巻市では、当初は1万戸の建設を予定していた仮設住宅は、民間賃貸住宅の「みなし仮設住宅扱い」が認められた為、7,122戸に変更して建設されました。予定より少ない数になったにもかかわらず、被災3県の市町村の中では石巻市が最大の建設数となります。
震災から3年7ヶ月経過した2014年10月現在、6,042戸に13,554人が暮らしています。ピーク時と比べると、自力再建を果たした住民・災害公営住宅に入居した住民などを含む3,234人が退去しています。
石巻市では仮の住まいから安心して暮らせる住まいへの移行のため、4,000戸の災害公営住宅の建設を目指しています。これまで民間賃貸住宅など149戸を借り上げ、供給しています。計画では、市街地39箇所に3,101戸を建設し、そのうち来年3月末までに1,351戸の供給を目指していますが、資材費や人件費の高騰などもあり復興工事そのものが遅れています。
【石巻市中里南地区の災害公営住宅】
震災から3年7ヶ月が経過し、仮設住宅では建物の老朽化や自治会運営の困難が生じているところも見られ、また、移転先である復興公営住宅での生活の不安など、新たな問題も発生しています。特に高齢者が多い仮設住宅においては、近隣住民が転居したことによる孤独感や焦燥感、日々の生活や今後の生活への不安を抱えている方々が多く見受けられます。
ジェンでは、不定期に、仮設住宅の住民との交流会を行っています。参加した方は「住民らと一緒に作業をし、共に食事を作って昼食会で互いに話し合うことなどで、気づきや学びがある」と話しています。
【万石浦仮設住宅のみなさんから話を聞く企業の方々】
【企業の皆さんとの交流会の様子】
今後、仮設住宅から災害公営住宅などへの転居が進んでいくことになります。
ジェンでは、人々が明るく前向きに暮らしていけるよう、これからも継続して活動して参ります。
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第18回ボランティア・スピリット賞を石巻市立門脇中学校の生徒会が受賞しました。
この賞は、ボランティア活動の表彰・仲間との交流・情報の発信の3つの柱で中学生・高校生が行っているボランティア・スピリットを応援することを目的にしております。
審査のポイントは、①地域貢献度、②発想力、③企画力、④実行力、⑤リーダー・シップ、⑥学んだこと・感じたこと
上記を総合的に審査するそうです。
「つながる花壇」の活動はジェンがサポートし、2012年10月から始まったプロジェクトです。震災当時小学校5年生だった子どもたちが、2012年4月に門脇中学校に入学し、総合学習の時間に「自分たちができる復興計画」という授業の中で発案された計画でした。
門脇中学校は、主に石巻市立門脇小学校と同大街道小学校の子どもたちが入学します。両校とも津波の被害が著しい学区であり、中でも門脇小学校は、火災により校舎が全焼しました。南浜町を初めとする地域全体が津波と火災により大きく変貌し、ここに暮らした生徒らの目には「灰色の街」に映りました。また、被災した門脇小学校には、全国から多くの視察者が来られていたこともあり、「この母校の敷地に花壇を作り、色とりどりの花を咲かせ、みんなを元気にしたい」そのように生徒らは考えました。
【火災により全焼した門脇小学校の校舎と敷地】
学校の先生たちは、生徒らの計画を実現させるために市の教育委員会に相談しましたが、東日本大震災の復興・復旧工事の関係や煩雑な業務も相まって、小学校の敷地に花壇を設置することは難しいことでした。ジェンは「最大の被災地石巻の子どもたちが主体的に活動し、地域を活性化する」ためのサポートを行いました。
小学校から少し離れた場所に空き地を借り、瓦礫だらけの空き地の整備や周辺の除草、ゴミ拾いなど必要な活動を行いました。
2012年11月、多くの住民やボランティアらの協力の下、花壇の整備を進めチューリップなどの球根を植栽しました。翌年の春には想いが詰まった花たちが驚くほどたくさん咲き誇りました。
2013年秋、「つながる花壇」は発案した2年生から1年生に引き継がれました。
【2年生107名の生徒たちとお手伝い頂いたボランティア】
【2013年5月、見事な花が咲き誇りました】
今回の、ボランティア・スピリット賞の受賞は、地域を巻き込み地域の活性化に貢献したものであります。未来の石巻の復興の担い手は間違いなく育っております。
ジェンは、これからも担い手の人材育成に努めて参ります。
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