ビジネスの世界では、生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法として、 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する「PDCAサイクル」が重視されていますが、JENが実施する社会課題を解決する事業でもPDCAはとても大切です。
JENは東北事業のパートナー団体と共に、現在ここ3カ月(4~6月)の活動を丁寧に振り返っています。そのときに活用しているのが、シンプルな3つの質問です。
(1) WHAT – 何があったのか? (見る・把握する)
(2) SO WHAT – それはどういうことか? (読み解く)
(3) NOW WHAT – では次にどうする? (考える)
これを事業を実施した複数のスタッフや関係者で行うことがとても効果的です。
(1)WHATでは、単にある活動を実施した、何人参加した、ということだけではなく、そのときの様子や、関係者とのやりとりを丁寧に思い起こします。そこから、(2)SO WHATで、なぜそうだったのかを分析していきます。こうすることで現場で起こっている複雑な状況をとらえて、(3)NOW WHATで次からの活動で工夫したり、改善したり、優先順位を高めていくべきことが明確になります。
これを繰り返してより質の高い事業を目指していきます。