10月10日(木)、JENはザータリ・キャンプでの国際ハンド・ウォッシング・デイ(Global Hand Washing Day) に他の国際NGOと共に参加しました。 JENの衛生促進スタッフは活動推進員(コミュニティ・モビライザー)の協力を受けながら、キャンプ内の第3、4および5地区において、このイベントを盛り上げました。
この活動は、日頃の適切な手洗い習慣が、深刻な病気を未然に防ぐ為にいかに重要であるかという点を広く伝えるために行われたものです。
【JENスタッフがキャンプ内を歩き、会場に子どもたちを連れていきました】
午前9時にJENのスタッフは各地区で子どもたちを集め、その子どもたちは横断幕やポスターを持って、キャンプ内で元気に歌いながらイベントへの参加を呼びかけました。
イベントは、手洗いの大切さと、ひとりひとりの衛生管理が命を救いキャンプの人々を病気やばい菌から守ることを伝える劇で幕を開けました。 子どもたちはそれぞれ与えられた役をしっかりと演じ、多くの観客は心を動かされ、手洗いの大切さを改めて学んだようでした。この後、正しい手の洗い方をJENのスタッフが実演しました。
【劇の一場面】
ゲーム、劇、手洗いの実演、凧作り、風船、人形劇等を通じ、年齢に応じてグループ分けされた子どもたちはそれぞれの出し物に参加し、楽しみました。
【手洗いの実演】
子どもたちはこの他にも衛生管理を呼びかけるポスターを一生懸命作ったり、とても素敵な一日を過ごしました。
【子どもたちの絵画活動】
また、子どもたちはJENのスタッフとともに、正しい衛生管理の仕方を学ぶゲームを楽しみました。JENは石けんなどの賞品を用意して、子供たちに積極的に関心を持ってもらうよう工夫しました。
【衛生管理を伝えるゲームで楽しむスタッフと子どもたち】
楽しい一日が終わりに近づいても、参加者は皆とても精力的で、JENのスタッフも子どもたちと輪になって座り、いつまでも手の洗い方を教えていました。
【「The power is in our hands」と声をそろえて云うJENスタッフ】
一日の終わり。会場を去る子どもたちは皆、嬉しそうに歌い、ポスターや横断幕を持って家に戻っていきました。可愛らしい笑顔で、「参加出来なかった友達にも手洗いの大切さを伝える」「自分たちもこれからも手洗いを続ける」と言いながら手を振って帰っていく姿が印象的でした。
いつまでも続けばいいと思うような素敵な一日でした。
【「石けんはともだち、わたしをばい菌から守ってくれる」というメッセージが書かれたポスターを手に家へ帰る子どもたち】
ザータリキャンプ衛生促進マネージャー サバ・ヨーニス
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