シリア難民支援速報

水衛生委員会メンバー主体のキャンペーンをデザイン中!

2013.07.11

ザータリキャンプにも本格的な夏が訪れ、日中は35度を超え強い日差しが差し込んでくる日々が続いています。気温の上昇とともにキャンプ内では水不足が深刻化し、A型肝炎の症例が出るなど、感染症が流行するリスクが高まっています。

【浄化槽からあふれる汚水】

そこでJENでは、先日のUNHCR/UNICEF主導の衛生知識の普及キャンペーンに続き、現地の水衛生委員会が主体となっての衛生知識の普及キャンペーンを準備しています。

今回のキャンペーンは我々国際団体が主体となり実施するのではなく、水衛生委員会のメンバーとともにキャンペーンをデザインし、彼らが主体となり他の住民への啓蒙活動を実施するためのサポートを行っています。

現在、ザータリキャンプでは、水衛生委員会のメンバーに向けての正しい衛生知識を普及するための取り組みが行われており、多くのメンバーが積極的に参加しています。

【水衛生委員会から、住民にトイレを清潔に保つためのメッセージ】

また、我々のフィールドスタッフが水衛生委員会のメンバーとともに毎日キャンプ内の全てのトイレ(約500施設)を訪問し、設備に問題がないか確認をしています。

【JENスタッフによるトイレの訪問調査】

 

【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。ご寄付は、こちらから受け付けております】