ヨルダンの公立学校は、約29000人のシリア難民の子どもたちを受け入れています。JENは、生徒数増加により不足している水衛生設備の整備のため、優先順位の高い北部ヨルダンの10校にて学校修復事業を行っています。
修復工事期間中は、ほぼ毎日JENのエンジニアが工事現場を訪れ、進捗状況ときちんとした質の工事が行われているかを確認します。
以前2013年2月21日のブログに登場した学校のひとつ、マフラック県のスハイブ・アルーミ小学校では、現在新しい水飲み場を建設中です。この学校では、手を洗うにも、水を飲むにも、塀をよじ登ってタンクの栓を開けなくては、水が使えませんでした。この新しい水飲み場でできると、子どもたちは安全にいつでも水を飲めるようになります。
3月155日は2年前にシリアで紛争が始まった日でした。故郷から遠く離れ何度目かの春を迎えるシリア難民の人々が、ヨルダンで少しでも安心して生活が遅れるよう、JENは引き続きシリア難民支援を行っていきます。
この事業は、ジャパン・プラットフォームと皆様のご支援で進められています。