シリア難民支援速報

ヨルダンへの赴任

2018.02.01

はじめまして。突然ですが、今週からヨルダン事業担当プログラムオフィサーとして着任した宮原萌です。私にとって、初めてとなる海外事務所での勤務です。今回の支援速報では、ヨルダンへ赴任するまでの一部始終についてお話したいと思います。

出発までの準備は、いろんなものがありました。海外への引っ越しとなりますので、送る荷物の準備やパスポートの準備は想像しやすいかと思います。その他にも、住民票の変更、様々な機関への住所変更の届け出、携帯電話の解約、運転免許証の期間前更新など、事務手続きは思った以上に多かったです。ありとあらゆる予防接種を受けることは、時間的にも体力的にも大変で、すべてを接種し終えるまでにゆうにひと月を要しました。

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予防接種はA型肝炎、B型肝炎、狂犬病、破傷風、腸チフス。ダンボールは4箱をEMSで送りました。

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ヨルダン赴任前の最終日に東京本部で。出発前に共同代表理事の木山さんから応援の言葉をいただきました。

準備に追われていたらあっという間に出発日になりました。空路の移動は遅れもなく万事スムーズで、無事、ヨルダンの首都アンマンへ到着。到着した金曜日はヨルダンではイスラム教の礼拝日で、日本の土曜日のように週末のスタートでもあります。車でアンマン市内を走っていたら、あるモスクの近くを通りかかりました。正面に近づいていくと、大量の車が道の真ん中に駐車されていて、通行を完全に妨害していました。「モスクに礼拝に来るのはもちろんいいのだけど、道を塞いで通行車が通れなくなるのは困る!」という運転手さんのコメントが印象的でした。

これから本格的に業務の引き継ぎが始まります。気を引き締めて、そしてなるべく早く環境に慣れて、シリア難民とヨルダンの方々のための活動に尽力したいと思います。