今年は6月6日に、イスラム暦の9月であるラマダンが始まりました。
信仰心を強めるために、イスラム教徒は日の出から日没まで水や食べ物を一切口にしない断食を行います。この行為には、飢えや貧困とはどのようなものか体験して、貧しい方々への親近感を育てる目的も含まれています。
現在、ヨルダンでは日中は35℃を超す日々が続いています。キャンプ住民は、日中は喉の渇きを防ぐためにキャラバン内に留まり、通りは閑散としています。
しかし、日没後はシャンゼリゼ通りも大賑わいです。普段、夜間に出歩かない女性も、ラマダン中は多く見かけます。
【ラマダン中の夜に賑わうシャンゼリゼ通り(撮影:フサム・アル・ヨウシフ)】
そして、日没後に断食を解く食事を「イフタール」、日の出前の断食を始める前の食事を「スフール」と呼び、人々は夜通し、お祈りをしたり、親戚やご近所さんとの宴会に参加したりして、ラマダンを祝うのです。
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