毎年行われている事前事後調査(KAP調査)が2015年12月に5日間行われました。
ザータリキャンプ全体で行われるこの調査では、水及び衛生環境に関わる難民の知識、行動、習慣を調べ、その結果に応じて新規のプロジェクトが立ち上げられることがあります。
この調査は、4年前にJENの主導で他の機関との協力によって開始され、年々改善されてきています。
本調査の質問は、飲料水、衛生環境、食糧、健康、下水設備(現在整備中)など多岐にわたります。
調査チームは性別、所属機関、職務経験が偏らないよう配慮されています。午前9時から午後3時まで、不作為に選ばれた家庭を各チームが訪問します。
まず、当日のスタッフ欠勤については、チーム間の調整により他の人員を充てることができました。また、昨年は通話機器の故障が大きな問題になりましたが、予備を用意することにより各チーム間で円滑に連携が取れ、大幅な延長もなく調査を終えることができました。
経験のあるスタッフとないスタッフが一緒に調査を円滑に行えるかは大きな関門でしたが、日々の問題を一つずつ解決していくことにより、無事に調査を終えることができました。
データ収集終了後、調査に参加した全員に向けて修了式が開催されました。全員で昼食を一緒に取り、調査の経験を共有しました。式では、全員に修了証が授与され、JENが感謝の意を述べました。収集されたデータはまとめられ、近日中に報告書が出される予定です。
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