10時半ごろ、ザータリ慈善協会から教師に連れられて4~5歳の子どもたち50人が会場にやって来ました。子どもたちはJENの衛生促進活動の担当者に招待され、日常の衛生習慣に親しむことを目的としたセッションに参加するために来たのです。彼らは、学校にいる時も家にいる時も毎日手洗いや歯磨きをするよう教わっています。このイベントでも最後に子どもたち一人一人に衛生キットが配られます。
様々なイベントが展開されるにつれ、人々の熱狂や喜びは高まりました。誰もがこの催しを楽しんでいる様子でした。まるで国立競技場で公式サッカー大会を観戦しているように、人々は伝統的な歌を歌ったり、手を叩いたり、踊りを踊ったりして、全てのチームを応援しました。
決勝戦が終わると、JENは優勝チームと準優勝チームと得点王を表彰しました。3試合で8ゴールを挙げて得点王に選ばれたヤザンさんが、名前を呼ばれたときに見せた笑顔は本当に忘れられません。自分のチームが優勝しその立役者の一人であったことに加え、得点王にもなってとても誇らしげでした。
閉会式が終わった後、ザータリ難民キャンプの周りの他の村でもこのような大会を開くことが提案され、皆が賛成しました。このような交流の場を設けることにより、難民を受け入れている地元コミュニティーの人々も国際NGOにサポートされているという感覚を持つことができ、NGOが進める人道支援活動に対して本当に良い影響を及ぼすと分かったからです。
<どのチームにも、勝つための自分たちの戦略があった。しかしどの戦略にも、一つのチームとして一緒に戦うという究極の目標があった。>
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
▼クレジットカードはこちらから