2009年09月18日 19:19 | パーマリンク | 0 Comments
みなさん、こんにちは!
今月も2009年8月末までのChabo!のご寄付総額をご報告いたします。
合計で63,982,235円となりました!
さて、8月下旬に一週間ほどの日程で、
Chabo!著者の勝間和代さんと高野登さんが、
Chabo!の寄付金が役立てられているジェンの事業地のひとつ、
スリランカへ視察に行ってくださいました。
今回訪れたのは、現在、事業が進んでいるスリランカ東部のクラチナイと、
2009年7月をもって事業を終了した南部のハンバントタ。
東部では、紛争により故郷を追われていた人々の
帰還後の生活再建を支援しています。
依然として経済状況はきびしいものの、
南部での経験を活かした支援により、
事業の成果が出ています。
帰還民の定住も進んでいます。
今後もさらに対象地域を広げて、
帰還したものの長年に渡る紛争の影響で収入が低く、
なかなか生活を立て直せない人々の支援を行います。
さて、今回のツアーで、まず、東部クラチナイに訪れた一行を
待ち受けていたのは、現地スタッフの面々。
ナイスサプライズ!のあたたかい歓迎を受けました。
現地スタッフの歓迎の様子。
綺麗なお花の首飾りを頂きました。
現地では、スリランカでの生活になくてはならない
トウガラシ(チリ)やココナッツが元気良く育っていました。
白いプラスティックバッグに入ったトウガラシの苗。たくさんの実がなっています。
次に南部のハンバントタ。
JENの事業が完了して2年ちょっと経ちましたが、
現地の人々は今でも野菜栽培を続けていました。
2年後にバナナが実をつけるのを楽しみにしている人、
収穫時に種を保存したり、肥料作りを学んで毎年収穫を続けている人、
さらには、ビジネスチャンスをつかもうと
ぶどう園やグランドビーンの栽培を始めた人までいました。
大きくなったバナナの木。
何度目かの収穫。
ぶどう園の様子。ぶどうは、高価なだけに大きなビジネスチャンスに。
JENのじょうろ、2年経った今でも、まだ使ってくれていました。
このように、今回の視察では、
長期にわたって活動してきた現地のスタッフが、
新しいスタッフを教育することでより質の高い支援が可能になっていること、
人々の生活が改善しさらなる努力を生んでいること、
そして、JENの撤退後も事業が効果を上げ「自立」が根付いていること。
その様子が見て取れ、これ以上にない嬉しい手ごたえを感じました。
勝間さんと高野さんからも、
「言葉に表すのが難しいほど参考になった」
「現地のスタッフの志の高さに敬服した」との感想をいただき、
充実した視察旅行になったようです。
勝間さんのブログはこちら→
勝間さんの公式ブログ(http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/)
これからも、この成功事例を元にさらに「自立」の輪を広げていきたいと思います。
みなさん、これからも、Chabo!をよろしくお願いいたします!