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活動内容

新潟の基本情報

概要

県庁所在地 新潟市 地図はこちら
人口 240万人(住民基本台帳による。H19年現在)
面積 12,582km2
人口構成比

生産年齢 63.9%・年少14.8%・老齢21.3%

就農人口率 27.4%
65歳以上就農者比率

54.5%(“都道府県の姿――グラフと統計で見る農林水産業”より)

十日町市池谷入山 村おこしボランティア

災害の状況・ニーズ

自然の猛威と向き合う村人

2004年10月23日に発生した新潟中越地震による新潟県の人的被害は、死者・重軽傷者併せ約5,000人、住家被害は120,123 棟、127,635 世帯という非常に大規模なものとなりました。しかもその冬に見舞った19年振りの豪雪は、厳しい被災生活を強いられていた人にとって更なる大打撃でした。2005年も状況は改善せず、地震で弱まった地盤に夏の豪雨、再びの地震と、折角の復興の兆しを摘み取る地滑りを誘発しました。
ただでさえ過疎化が進む山間の山村では、人手不足の為に満足に雪下ろしや農道・棚田の復旧作業もできず、ますます人離れが進んでいます。物資供与中心の緊急支援段階は既に終わりましたが、本当の復興支援は地元農業の復活のみならず、村興しまでを視野に入れた長期的なサポートが不可欠です。

JENの活動方針

被災した過疎村にボランティアの力を

新潟県十日町市は、過疎化と高齢化により農作業や集落の共同作業に人手不足が常態化していました。その最中で発生した中越大地震は、家屋とともに農業にも甚大な被害をもたらしたのです。この震災により更に人口流出に拍車が掛かり、森林・農地の荒廃や農村文化の衰退・消滅を招きかねないと危惧されています。

以上のような理由から、ジェンは十日町市地域おこし実行委員会と協力し、農作業ボランティアを長期・継続的に派遣しています。

現在のプロジェクト

村おこしボランティア(2007年〜)
「村おこしボランティア」は、これまでの「農作業ボランティア」「除雪ボランティア」が発展・継続された活動です。新潟の震災以降、過疎化を止める地域振興活動として、地元新潟の人々と共に活動するボランティアの派遣活動を行っています。1年を通じて約10回の活動を実施しています。冬場の雪かきから始まり、夏場の農作業、道普請、森林の整備等、そして秋には村の収穫祭に参加して池谷入山の1年を盛り上げます。

限られた日程・時間枠での活動となりますが、池谷入山は、訪れてくれた人々にとって心の故郷になります。池谷入山を好きになってくれて繰り返し訪れるボランティアの方も増えています。村が賑やかになっていくことで、地域の方々の間でも喜んで頂いてます。こうしたボランティア活動を中心に地域での協力関係強化を行い、更に多くの方々にとって池谷入山集落が大事になっていく、そんな活動と体制作りを行っています。

*ボランティア参加希望の方は、 こちらからどうぞ。池谷分校でお待ちしております。

これまでのプロジェクト

農作業ボランティア・地域興し活動

2005年4月から11月まで、新潟の震災復興支援と過疎化が進む地域での地域振興活動として、地元新潟の人々と共に活動する農作業ボランティア(廃校の片付け・修復、農道の整備、棚田の修復、田植え、草刈り、稲刈りなど農作業の手伝い、農業用水路の整備等)を9回に渡って実施しています。

限られた日程・時間枠でのみの活動となり、被災者の方々の作業の要望に十分応えられているとは言い難いのですが、村が賑やかになってきたと、喜んで頂いています。活動拠点である池谷分校の修繕・ボランティア活動期間の延長・他団体との協力関係構築等を通じて、更に多くの被災者の要請を満たせられるような体制作りを行っております。

除雪ボランティア活動 JENスノーバスターズ
(2005年、2006年、現在も「村おこしボランティア」の中で継続中)

新潟の雪は含水率が高く、とても重いのが特徴。 2005年は積雪量が多く、すでに積雪2メートルを超える地域も出てきました。地震で生じた歪みによって地盤や家がもろくなっているため、積雪による家屋の倒壊などが懸念されていました。そこでJENでは、除雪ボランティア隊――JENスノーバスターズを結成し、地域住民の皆さんの監督のもと、被災地の高齢者世帯を中心に雪かきボランティアを行いました。

地震直後の緊急支援 ( 2004年10月〜2004年12月)

JENは2004年10月30日から、地震被害が甚大だった山間の農村である十日町市や川口町に、スタッフを派遣し支援活動を開始しました。そこで『ニーズを的確に把握し』『物資・人手の最適な振分けを指揮し』『必要とされる支援を必要とする方々に届ける』という調整業務中心の救援活動を12月30日まで実施。この期間中は震災後の家の中で片付けやごみ捨て、仮設住宅への引越作業手伝い、震災関連情報を掲載した地域紙を配布しました。また被災した高齢者の話し相手などを通して、被災者の心のケアも行いました。

中越沖地震被災者支援

災害の状況・ニーズ

2007年7月16日に発生したマグニチュード6.8の中越沖地震により、柏崎市・刈羽 郡は死者11人、負傷1,454人、住宅被害30,086棟、避難者数11229人という甚大 な被害をもたらしました。

JENは西山ボランティアセンターの立ち上げ・運営支援を行いながら、西山町で のニーズ調査を行いました。その結果、特に被災高齢者が地震のショックや急激 な生活の変化から気持ちの落ち込みが進み、将来への強い不安を抱えていることがわかりました。

活動方針・内容

支援の届きにくい山間地で高齢被災者への心のケアを実施

こうした高齢被災者のニーズにこたえるためJENはUSAID/ジャパン・プラットフォーム様、UBS証券様、読売光と愛の事業団一般寄付者の方のご支援を通して、8月3日〜10月14日の約2ヶ月半にわたり別山地区で高齢者を中心とした被災者支援として、全19回のボランティア派遣活動を行いました。事業期間を通して、計97名のボランティアを現地に派遣し、258軒のお宅を訪問、 合計932名の別山地区被災者を支援しました。

現地に派遣されたボランティアは、高齢者だけではできない屋内外の片付け、仮設住宅への引越し、地割れの修復、障子張りなど、ニーズに合わせさまざまな活動を行いました。こうした作業を行いながら、ボランティアが被災者の話に耳を傾け交流することで、孤独に陥りがちな高齢被災者の心のケアを行いました。

ボランティアが定期的に訪れ、生活再建のための作業を共に行うことで地震から立ち直り復興に向かうための前向きな気持ちを取り戻すことできました。また地域の人々と密に連携し、集会所の修復、ワークショップの開催などの活動を行うことで、コミュニティが再び活性化し、復興に取り組んでいけるようになりました。

活動最終日には3年前の地震で被災しJENが復興支援を続けている「十日町市地域おこし実行委員会」と別山地区の交流イベントを実施しました。双方から計120名以上の被災者、ボランティアらが集まり、被災コミュニティ同士の横の連携を深めました。また、今後別山地区の人々が自身のネットワークを生かして復興に向かっていけるよう、地元行政、地域団体へとの連携を深めることで、活動をスムーズに引き継ぎ活動の持続可能性を確保しました。

JENは今後は十日町市池谷集落への支援を通して、西山町別山地区の復興を後押ししていきます。